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ひどい!パンクの洗礼を受けた友人

もう10年以上前の話ですが、ある日、リード90に乗っていた友人が「中型免許を取得したのでツーリングへ行かないか?」と連絡がありました。

「じゃあ、奴も誘おう」ともう一人の友人と3人でツーリングに行く事になりました。

場所は千葉県の銚子。 灯台に行ってぶらぶらしてから美味しいものを食べようというプランです。

3人揃ってのツーリングは久しぶりでした。

なのでみんなテンション高めだった事を思い出します。

免許とりたての友人Mは、安全運転を心がけ銚子まで制限速度を守りひたすら走っていました。

こちらもゆっくり友人Mのペースに合わせての安全運転走行!

天気も良く、風も穏やか。

まさに今日この日は、3人の為にあると言っていいほど気持ち良い最高のツーリング日和!

途中何度か休憩するたびに僕ともう一人の友人(A)はMのバイク(CB400SF)を舐め回すように見ては跨りバイク話に花を咲かせていました。

僕=「お前かっこいいよ!」

M=「そうか??」

A= 「わははははっ!」

Mは大学生時代からリード90に乗っていました。かなり気に入っていたけどやはりバイクにパワーが欲しくなりCB400SFに。

彼は道中ニコニコしながらCB400を運転していました。

そうこうしているうちに銚子へつき、友人Aが先頭を走っていた為、「灯台に寄る前に海岸で写真撮ろう」と言い出しある海岸で写真を撮りました。

みんな笑顔でウキウキ!

Mはもう満足そうでした!

銚子に着いた途端の悲劇!

撮影会も終えたので灯台に行こうと各々のバイクを海岸から押して歩いていたその時!

友人AがMのリヤタイヤを指差し「何か刺さってんぞ!」と声をあげる。

僕とMがそれを見るとタイヤに細長い釘が「ブスリ」と刺さっているでわありませんか!

釘全体がタイヤに入り込んでいたわけではなかったので友人Aがそれを引き抜きました。

「シューー」。

小さい音だったけど確かに「シューー」と3人の耳に聞こえてきました。

するとMが、「バイク屋だ!バイク屋を探せー!」と声を荒げ出したので僕たち3人はもうツーリングどころではなくなったのでバイク屋を探しました。

銚子灯台付近を探しても当時はなかったので3人は焦りました!

当時携帯電話も無かったのでバイク屋を調べに駅まで行き地図を見ながら電話ボックスで電話をしたりしました!

すると少し離れた所にバイク屋さんがあるとわかったので急いでバイク屋さんに向かいました。 向かっている道中、赤信号で止まるたびに友人Mが僕たちに向かって 「おいっ、タイヤ大丈夫か?」と聞く。

「ああ、まだ大丈夫だよ・・・」と一応は答えるたけどみるみる空気が抜けてきているのが分かった。

やっとの思いでバイク屋さんに着いてタイヤを見てもらうと定員さんが「これはタイヤ交換したほうがいい」と。

続けて定員さん「しかし店にタイヤが無いので他の店を紹介する」と言われ僕たちは「えっ!」て感じになった・・・。

お店の人がMとバイクをトラックに載せ、僕らは自走で紹介して頂いたお店に向かい無事タイヤを交換!

まさに、行きはよいよい帰りは怖いってなもんでツーリングというよりもタイヤ交換に行ったようなもんでした!

今じゃ笑い話になってますけどねー!

出先のトラブルには嫌になります。